毎日の暮らしの中で、男女年齢に関係なく絶対に使う場所が浴室とトイレです。
どちらも頻繁に汚れる場所ですし、古くなってくると清潔に保ちつづけるのが難しくなってくる場所でもあります。
同時にどこよりも清潔さが大切な場所でもあるのでリフォームを検討するときにまず候補に上がる場所でもあります。
キレイで新しい浴室・トイレというだけで自宅そのものが新品にならなくとも気分は一掃されることまちがいなしです。
そんな浴室・トイレのリフォームについてまとめました。
浴室のリフォーム
浴室は、昔ながらの家を建てる時の工法で、タイル・木材などで仕上げて防水加工を施す「在来工法」と、工場で作られる規格化されたもので、ビジネスホテルやワンルームマンションでよく見かける、トイレと浴室が一体になったもののような「ユニットバス」があります。
浴室を在来工法でリフォームする場合、湯船をヒノキにしたり、内装を石張りにするなど、好みのデザインにすることができます。
女性は特にお風呂での美容時間が癒やしでもありますし、お風呂が大好きな男性も多いので、リラックスする場所としてデザインや仕様にこだわりたい方も多いと思います。
ただ、ユニットバスと比べて工期が長くなり、デザインにこだわると費用も高めとなります。
また、防水加工を施しても古くなると水漏れの心配があり、定期的なメンテナンスが必要となります。
特に戸建ての2階や3階、マンションだと防水対策をしっかり行わなければいけません。
水漏れが起きてしまうと、リフォーム以上にお金がかかってしまう場合もあるので、きちんとした防水対策は不可欠です。
さらに、断熱性もあまり高くありません。
在来工法のものをユニットバスに変えると、工期、費用もあまりかからず、断熱性も高くなり、掃除もしやすくなります。
ただ、規格に沿って工場で大量生産されたものなので、デザインのバリエーションは少なめとなります。
あまりデザインや仕様には大きくこだわらないけれど、日々の中で水漏れの心配などなくシンプルにメンテナンスを続けたい方にはおすすめの形式であると言えます。
トイレのリフォーム
トイレのリフォームの場合、和式便器を洋式便器に変えたり、古いタイプの洋式便器を新しいものにする他、内装を一新したり、手すり、洗面所や収納スペースを設置する、暖房便座や温水洗浄などの機能を付加するなど、バリエーションもあり、リフォームの内容によって費用や工期が大きく変わるので、目的と予算を考えてリフォームする内容を絞りこむことです。
便器の形状も、タンクレス、タンク付、収納一体型などがあり、それぞれにメリット、デメリットがあるので使う人の年代なども考えて選ぶようにします。
現在ではトイレを使用するたびに自動で便器内の洗浄をするようなものや、便器の中に明かりが点くことで夜間トイレに電気を点けなくても十分な明るさで眠気を邪魔しない工夫が施されているようなトイレも有ります。
内装も一新するなら、できるだけ掃除しやすい壁材、床材を選ぶのが良く、湿度が高い場所なので、壁材は調湿、消臭機能があり、床材は、耐水性だけでなく耐アンモニア性もある床材が向いています。
入るたびに電気を点けたり消したりする場所でもあるので、照明は明るめで省エネタイプのLEDを選ぶことで電気代の節約にもなりますし、総合的な意味合いでの省エネにつながります。
トイレのスペースが限られるのなら、トイレットペーパーなどの置場にも配慮する必要があります。
トイレのリフォームを行う際には、トイレの上の部分に吊り戸棚を新しく設置したり、すでにある戸棚の使い勝手を良くするなど、トイレの便器本体以外の部分も合わせてリフォームをすると毎日使うトイレが更に快適な場所にあることでしょう。
まとめ
浴室もトイレも、住まいの住人誰もが必ず使用する場所なので、気分よく清潔に使いたい場所です。
少しの老朽化は使い方や掃除の仕方で対応できるかもしれませんが、やはり衛生面を考えてある程度の期間が経過したらきちんとリフォームしたい場所でもあります。
上記の通り、リフォームの大小によって伴う金額には大きな違いがありますので、事前にきちんと何をどうしたいのか検討し、リフォーム業者に相談した上で予算にあうリフォームを提案をしてもらうのがよいでしょう。
優良業者だけが紹介されているので、比較して選ぶだけ。自分で探すよりもカンタンで、しかもリショップナビからリフォーム依頼するだけで1,000円の商品券をもらえるのでちょっぴり得した気分です♪